
あなたが現在お持ちの軽自動車、手放すのであればできるだけ高く売りたいと思うのは当然ですよね?
軽自動車は不景気になればなるほど人気なわけで、悲しいかな現在わが国では大人気です。
ということはもちろん、中古車業者やディーラーも、喉から手が出るほど欲しがります。
しかしながら向こうも商売、なんとか安く手に入れようとしてきます。
今回はそんな中古車業者やディーラーに負けずに、きっちり高く売る方法をこっそりとお教えします。
中古の軽自動車は大人気

まずは、なぜ軽自動車が中古車市場において大人気なのかを知る必要があります。
軽自動車の最大の魅力は、税金、保険料、ガソリン代、などの維持費が、普通車より圧倒的に安くなることです。
維持費の安い軽自動車を求める層の人は、当然ながら車両価格にも安さを求めるので、新車に比べて少しでも安い中古車を好むのです。
したがって、維持費が安いことに加え購入価格も安い中古の軽自動車は、その経済性の魅力から需要が多く大人気なのです。
実際に中古車販売店を訪ねてみたら、軽自動車の人気をすぐに確かめることができます。
3年落ちや5年落ちくらいでも、100万円前後の軽自動車がゴロゴロしています。
また、普通車では価値がないと判断されがちな高年式車や多走行車でも、思わず「高っ!」と声を出してしまうような値段で売られています。
高く売れる軽自動車の特徴
車に清潔感がある

軽自動車の場合はユーザーの6割以上が女性のため、ピカピカにしておく事が普通車を売る時よりも、さらに大事です。
また、女性は匂いにも敏感なので、たばこやペットの匂いが染みついてる場合は要注意です。
清潔感のある車の方が、業者側も高値で販売しやすく、高額査定になりやすいのは当然の理屈ですよね。
ただし清潔感は大事ですが、清掃業者に依頼するのはやりすぎです。
なぜならば例え清掃業者に依頼したとしても、清掃業者に支払う料金のほうが査定額UPの料金よりも高くなり、物理的に確実に赤字になるからです。
あくまでもお金をかけずに、自分自身の手で清掃も消臭も頑張りましょう。
軽自動車は年式よりも走行距離

JAAI(日本自動車査定協会)が定めている基準によれば、年数は10年を超えていても、走行距離が4万km以下であれば加点されると書いてあります。
一方、5万km以上走行した場合は、いくら年式が新しくても加点されることはないので、注意が必要です。
節目の5万km、10万kmでがくっと査定が下がりやすいのはこのためです。
軽自動車の場合は特に、年式よりも走行距離を気にしておきましょう。
ただし例外として、年式の割に走行距離が不自然に短い場合は、車のコンディションが悪いのではないかと疑われ、逆に査定を下げられてしまうケースもあります。
車を手放したい時に、節目の走行距離の5万km、10万kmが近い場合は迅速に行動しましょう。
ボディーカラーに注意

普通車の時よりも、さらに軽自動車の場合はボディーカラーが重要です。
軽自動車は女性比率のほうが高いので、かわいい色は人気になり、不人気色より高額で売れます。
人気色は車種にもよりますが、ピンク色なんか意外に人気です。
ですからリセールバリューを気にするなら、男性でも女性が好みそうなかわいい色を選ぶのもありです。
一般的に日本ではどの世代にも無難な白、黒、シルバーあたりが人気になりやすく、逆に茶色、紫、緑などの奇抜な色は人気になりにくいです。
不人気色を買ってしまった人は、次回購入する際は注意が必要です。
軽を購入した時点で売却する時の事も考えておくとお得なので、必ず購入予定の車の人気色をあらかじめ確認しておきましょう。

軽自動車ならではのスペックその他を確認

下記4つの要素は査定士が見逃すことはないので大丈夫ですが、高くなる要素として覚えておきましょう。
・安全装備が充実
・ターボ付きモデル
・追加のオプションが付いている(特に純正)
・限定モデルや人気車
また、これら以外にも電動スライドドア搭載モデルなんかも女性が喜ぶのでプラスになります。
人気車や限定モデルは、生産が追いついていない状態になりますし、びっくりするような高額査定も飛び出す時もあります。
参考程度に2022年2月の軽自動車人気ランキング

軽自動車の人気は日々変動しますので注意が必要ですが、自分の車がトレンドなら高く売れるチャンスです。
自分の車の人気が気になる方は、全国軽自動車協会連合会さんのデータで常に最新の情報をチェックしておきましょう。
軽自動車を高く売る方法

軽自動車が中古車市場において大人気で、需要が高いのは先ほどの説明でご理解いただけたと思います。
需要が高ければもちろん査定額も上がります。
しかし、だからと言って、どこで査定してもらっても高く売れるわけではありません。
なぜなら、新車ディーラー、買取店、中古車屋さんなど、査定するお店によって評価基準がまったく異なるからです。
普通車もそうですが、とくに人気の高い軽自動車の場合は絶対に売り先を間違えてはいけません。
軽自動車の下取りは絶対NG

軽自動車を手放す時に、真っ先に次の車を購入する販売店に持ち込んでしまう人がいますが、これは絶対にやめたほうがいいです。
販売店は販売は得意ですが、下取りはあくまでも次の車を買ってもらうためのおまけ的サービスで苦手です。
オマケ的なサービスに高額査定が期待できるわけがありませんよね。
そもそも販売店にはプロの査定士がいない場合が多いです。
損をしたくなければ、買取のプロである買取専門店にしましょう。
とくに軽自動車の場合は5年落ちや10年落ちでも、状態が良ければ値落ちが小さいので、下取りと買取の差はかなり大きくなりやすいです。
買取のプロである買取専門店は、中古車市場の動向及び軽自動車の需要を知り尽くしてるので、あなたの車に価値があればきっちりと高額査定を出してくれます。
面倒だからと下取りで売り買いを両方済まそうとした場合、「二兎を追う者は一兎をも得ず」で損をする可能性は極めて高いでしょう。

軽自動車の買取はなぜ高いのか

昨今の車離れが起因して、最近は買取業者の競争が激しいです。
ある品物でライバルが多くなれば、自然と安売り合戦になるのですが、車の買取の場合はその逆でライバルが増えると買取額もどんどん高くなります。
ライバルに負けないように適正マージンを削り、高値ギリギリの額を提示するしかないからです。
特に儲けが大きく需要の絶えない軽自動車は、是が非でも欲しいので何が何でも買取にきます。
しかも軽自動車は動きさえすればゼロ査定になりにくいのです。
年式が古くかなりボロくなっても、ちゃんと動くものなら少なくとも3万円とか5万円とかの値が付く可能性は十分にあります。
ですから軽自動車の場合はどんなに古くなっても、簡単に廃車にはしないで必ず査定に出しましょう。
軽自動車を限界まで高く売るには一括査定

ここまでお読みいただければ、軽自動車はあなたの想像以上に価値のある、宝物だということに気付いたと思います。
あとはその宝物を、買取のプロである買取専門店の業者に競わせるだけです。
しかし電話で一件一件申し込んでたら、時間がいくらあっても足りません。
そこでインターネットの一括査定サービスを使いましょう。
スマホやパソコンから一度の簡単な入力で、多数の有名買取業者への査定申し込みが一括で完了します。
あとはあなたの自宅や職場(希望の場所)で査定してもらい、その中で最も高い査定額を出してくれた業者に車を売るだけです。
完全無料で金銭的なリスクもないので、少しでも高くうりたいなら、必須のサービスです。
一括査定サイトの選び方は、下記記事に1分で読めるようにわかりやすく解説してますので、あわせて参考にしてください。
